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庭レンガのデメリットと対策を造園士が解説

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こんにちは。観葉植物のある暮らし、運営者のユウスケです。

今日は、庭のレンガのデメリットについて気になって検索してきてくれたあなたに向けて、造園技能士としての経験をもとにじっくりお話ししていきます。

庭のレンガのメリットとデメリット、レンガの価格やコスト、レンガを使ったDIY施工方法、レンガ目地と防草シートの使い方、モルタルでの固定方法、庭レンガ施工の失敗例、レンガの耐用年数や耐久性、ひび割れや凍結のリスク、コンクリートやタイルとの比較、石材や砂利、人工芝との比較まで、一度に整理したい人も多いかなと思います。

実際、レンガは見た目がすごくおしゃれな反面、雑草や苔が生えやすかったり、沈下やひび割れが出てきたり、DIYだと想像以上に重労働だったりと、「やってみたら大変だった…」という声も少なくありません。ここ、気になりますよね。

この記事では、そうした庭レンガのデメリットを正面から整理しつつ、「それでもレンガを取り入れたいときにどう工夫すればいいか」「代わりにどんな素材が合いそうか」というところまで、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

読み終わるころには、あなたの庭にレンガを使うべきかどうか、使うならどんな施工方法やメンテナンスが現実的かが、かなりクリアになるはずです。肩の力を抜いて、気になるところから読んでみてくださいね。

  • 庭レンガの代表的なデメリットと注意点を整理できる
  • 雑草や苔、沈下やひび割れを減らす施工とメンテナンスのコツが分かる
  • タイル・砂利・人工芝など他素材との違いをイメージできる
  • あなたの庭にレンガを使うかどうかの判断材料がそろう

庭のレンガデメリットと注意点

まずは、庭のレンガのデメリットを一つずつ整理していきます。雑草や苔、沈下やひび割れ、コストや耐久性など、あとから「こんなはずじゃなかった」となりやすいポイントを、実際の現場でよく見る失敗例と合わせてチェックしていきましょう。

庭のレンガで雑草と苔対策

庭にレンガを敷くと、どうしても気になってくるのが雑草と苔です。レンガ同士のすき間や、レンガの下の土に光が当たると、そこから雑草が顔を出してきますし、日陰や湿気の多い場所では苔がびっしり…なんてこともよくあります。

なぜレンガまわりは雑草が生えやすいのか

レンガは適度に水を吸ってくれる素材なので、表面や目地まわりがしっとりしやすくなります。その分、雑草や苔にとっては居心地のいい環境になりがちです。特に目地に砂や土だけを入れた場合、そこがそのまま「細長い花壇」のようになってしまうんですね。

また、レンガを土の上に直置きしただけだと、レンガの下にも隙間が多く、そこから雑草が上がってくることもあります。

防草シートと目地材を組み合わせる

雑草対策をしっかりしたいなら、レンガを敷く前に防草シートを敷き、その上に砕石や砂を敷いてからレンガを並べるのがおすすめです。こうすることで、下からの雑草の突き抜けをかなり抑えられます。

目地には、普通の砂ではなく固まる砂を使うと、種が入り込みにくくなり、発芽も抑えやすくなります。歩行用のアプローチなど、強度を優先したい場所では、目地をモルタルで押さえる方法もあります。

雑草と苔を減らしたいなら、「防草シート+砕石+レンガ+固まる砂」という層構成を意識しておくと、あとからの手入れがかなりラクになります。

雑草対策をもっと掘り下げたいときは、雑草対策や防草シートの使い方をまとめたグランドカバーと雑草対策の解説記事も参考になると思います。

庭のレンガ敷きのすき間や目地から生える雑草を根から取り除きたいなら、この手動式の雑草抜きツールが便利です。長柄付きでしゃがまず立ったまま使えるので、腰や膝への負担が少なく、レンガの隙間や苔の出やすい場所の掃除に適しています。レビューでも「固い土でも根からしっかり抜ける」「雑草対策がラクになった」と評価が高く、レンガ庭の雑草・苔対策に役立ちます。


庭レンガの沈下とひび割れ

沈下してひび割れた庭のレンガ

次によく相談を受けるのが、庭レンガの沈下とひび割れです。施工直後はきれいだったのに、数年たつと一部だけ沈んで水たまりができたり、レンガにひびが入ってしまったりするケースですね。

沈下が起きる主な原因

沈下の多くは、下地づくりが不十分なことが原因です。土をほとんど掘らずに、そのままレンガを並べていると、雨で土が柔らかくなり、よく歩く部分から少しずつ沈んでいきます。

しっかりやるなら、土を掘ってから砕石を敷き、プレートコンパクターなどで転圧し、その上に砂やモルタルを敷いてレンガを並べます。ここを手を抜くと、見た目は同じでも寿命が全然違ってきます。

ひび割れと凍結のリスク

レンガ自体が比較的柔らかい素材だったり、車が乗るような荷重の大きい場所に使ったりすると、ひび割れや欠けが出やすくなります。寒冷地では、レンガに染み込んだ水が凍って膨張し、表面を押し割ってしまうこともあります。

車が乗る駐車スペースなどにレンガを使う場合は、耐荷重の高い製品を選ぶことと、コンクリート下地を入れることがとても大事です。

地盤条件や気候によって適した構造は変わるので、不安がある場合は、最終的な判断は地元の施工業者など専門家に相談してもらうのが安心です。

庭レンガ施工の失敗と原因

期待とは異なる仕上がりになったレンガの施工

DIYで庭レンガを施工する人も増えていますが、そのぶん「思っていた仕上がりと違う…」という相談もよく聞きます。代表的な失敗パターンを知っておくと、事前に防ぎやすくなります。

よくある失敗パターン

  • レンガの高さがバラバラで、つまずきやすい
  • 端部の押さえが甘く、外側のレンガが広がってくる
  • 水勾配が取れておらず、水が溜まって苔だらけになる
  • 目地幅が揃っておらず、全体が雑に見えてしまう

どれも、図面や下地よりも「並べる作業」に意識が向きすぎると起きやすいミスです。実際には、端部のエッジ材やレンガをモルタルでしっかり固定したり、水が流れる方向を最初に決めておいたりと、準備段階での工夫がかなり効いてきます。

DIYで不安な場合は、アプローチ全体を業者に頼むのではなく、下地だけプロに施工してもらい、仕上げのレンガ並べを自分でやるという折衷案もおすすめです。

庭レンガの耐久性と凍結

「レンガは一度敷けば半永久的」といったイメージを持たれがちですが、実際にはレンガの種類や環境によって耐久性がだいぶ変わります。ここを誤解していると、期待値とのギャップが大きくなりやすいところです。

レンガの種類と耐久性の違い

燃焼温度が高く締まりの良い焼成レンガは、比較的強度も高く、風化にも強い傾向があります。一方、アンティークレンガや柔らかめの製品は、風合いは抜群ですが、角が欠けやすかったり、凍結による剥離が起きたりしやすいです。

屋外の土間部分に使うなら、屋外床用として想定されているレンガを選ぶのが無難です。壁用・装飾用のレンガをそのまま敷き材に使うと、どうしても傷みが早くなります。

耐用年数はあくまで「目安」

庭レンガの耐用年数は、雨風の当たり方や土質、メンテナンスによって大きく変わるので、「何年持ちます」とはっきり言い切るのは正直難しいです。一般的な目安としては、しっかりした下地と製品を選べば、数十年単位で使えるケースもありますし、条件が厳しい場所では10年足らずで交換したくなることもあります。

費用や寿命に関する数字は、あくまで一般的な目安として捉えてください。正確な情報は製品カタログや公式サイトで確認し、最終的な判断は専門家に相談することをおすすめします。

庭レンガの価格と施工コスト

ホームセンターの棚に並べられ、1個ずつ販売されているレンガ

レンガは、ホームセンターで1個ずつ売っていることもあり、「意外と安いかも」と感じる人も多い素材です。ただ、庭一面となると話は別で、材料費に加えて下地材や施工費もかかってきます。

材料費のイメージ

一般的なレンガは、1個あたり数十円〜数百円程度のものが多いです。庭の通路やテラスに使う場合、1平方メートルあたりに必要なレンガの個数は、サイズにもよりますが40〜50個前後になることが多いので、材料費だけでもそれなりの金額になります。

施工費とDIYの違い

業者に依頼する場合は、レンガの敷き込みだけでなく、掘削や砕石、転圧、目地詰めなど一連の工程が含まれます。地域や現場条件によって差はありますが、下地からきちんと施工すると、1平方メートルあたりのトータルコストは、他素材(コンクリートやタイルなど)と同じくらい、もしくはやや高めになることもあります。

DIYで施工すれば人件費を抑えられる反面、道具の準備や土の掘削、砕石の搬入などはかなりの重労働です。体力や時間と相談しながら、どこまで自分でやるか決めていくのが現実的かなと思います。

費用感について迷ったときは、レンガ以外の選択肢も含めて複数の見積もりを取るのがおすすめです。正確な金額は各業者や公式サイトで確認し、最終的な判断は専門家に相談してください。

庭にレンガを使うデメリット対策

庭のDIYで、レンガ以外の選択肢について考えている日本人男性

ここからは、庭にレンガを使うデメリットをできるだけ小さくする工夫と、「そもそもレンガがベストなのか?」という素材選びの視点をお話しします。タイルや砂利、人工芝など、他の素材の特徴も押さえながら、あなたの庭に合ったバランスを一緒に考えていきましょう。

庭レンガとタイルの違い比較

庭レンガとよく比較されるのがタイルです。どちらもおしゃれな外構素材ですが、性質や向き不向きがかなり違います。

見た目と質感の違い

レンガは素朴であたたかい雰囲気が得意で、洋風ガーデンやナチュラルテイストと相性がいい素材です。一方タイルは、シャープでスッキリした印象になりやすく、モダンな外観やシンプルな家と相性が良いです。

メンテナンス性と耐久性

タイルは表面が硬く、汚れが付きにくい製品も多いので、掃除はしやすい傾向があります。その反面、濡れると滑りやすいタイルもあるので、雨の日の安全性は必ずチェックしたいところです。

レンガは汚れが染み込みやすい反面、多少の汚れや苔も「味」として馴染んでくれるので、ラフに使いたい人には向いています。ただし、風化や凍結のリスクはタイルより大きいため、長期的な耐久性という観点ではタイルに軍配が上がるケースも多いです。

項目 レンガ タイル
見た目 あたたかくナチュラル シャープでモダン
メンテナンス 汚れが味になりやすい 汚れに強いが滑りに注意
施工コスト 下地によって幅が大きい 製品価格がやや高めな傾向
経年変化 風化・退色しやすい 比較的変化は少ない

「どちらが正解」というより、家の雰囲気と、手入れにどれくらい手間をかけられるかで選ぶイメージに近いですね。

庭レンガと砂利人工芝比較

庭に施工されたレンガ、砂利、人工芝の3つの異なる素材の比較

雑草対策やメンテナンスの少なさを優先するなら、砂利や人工芝も有力な候補になります。レンガと組み合わせて使うケースも多いので、それぞれの特徴をざっくり押さえておきましょう。

砂利の特徴

砂利は、防草シートと組み合わせれば雑草をかなり抑えられますし、コストも比較的抑えやすい素材です。踏むと音が出るので、防犯面のプラスにもなります。

一方で、砂利は掃除がしづらく、落ち葉が多い庭だと掃き掃除が大変になりやすい点はデメリットです。また、小さなお子さんがいる場合は、転倒時のケガにも注意が必要です。

人工芝の特徴

人工芝は、芝刈りや水やりなどの手入れをほとんど必要としないのが最大のメリットです。最近は質感もかなり良くなっていて、パッと見ただけでは天然芝と見分けがつかないものもあります。

ただし、夏場の表面温度が高くなりやすいことや、年数が経つとつぶれて見栄えが落ちてくることなど、こちらも良いことばかりではありません。

砂利や人工芝をもっと具体的に検討したい場合は、雑草対策やローコストな庭づくりをまとめたお金をかけない庭づくりのアイデアも合わせて見ると、イメージがつかみやすくなると思います。

庭レンガDIYとモルタル固定

「せっかくなら自分でレンガを並べてみたい」という声も多いです。DIYでの庭レンガ施工は楽しい反面、モルタルの扱いや仕上がりの精度など、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

DIYでやりやすい範囲

基本的には、花壇の縁取りや、ステップストーン風にレンガを点々と置く程度なら、DIYでも取り組みやすいです。下地をそこまで大掛かりに作らなくても、多少の沈下が気にならない使い方なら、気軽にチャレンジできます。

一方、テラス全面をレンガで敷き詰めたり、駐車場の床をレンガにしたりするような規模になると、掘削と転圧の量が一気に増えます。体力と時間の負担がかなり大きいので、無理のない範囲で計画するのが大切です。

モルタル固定の注意点

レンガをモルタルで固定する場合は、下地コンクリートの上にモルタルを敷き、その上にレンガを据え付けます。ここでよくある失敗が、モルタルの厚みがバラバラで、レンガの高さが揃わないパターンです。

また、気温が低い時期や雨の日の施工は、モルタルの硬化不良につながることもあります。安全面を含め、DIYでモルタルを扱うときは、メーカーの説明書きをよく読み、心配な点があれば専門家に相談してから進めるようにしましょう。

庭レンガ目地と防草シート活用

防草シートの上に敷き詰められ、目地材で隙間を埋められた庭のレンガ

庭レンガのデメリットを抑えるうえで、実はかなり効いてくるのが「目地」と「防草シート」の扱いです。同じレンガでも、この2つの工夫次第でメンテナンスの楽さが大きく変わります。

目地材の選び方

代表的な目地材には、普通の砂、固まる砂、モルタルなどがあります。

  • 普通の砂:施工しやすいが、雑草やアリの通り道になりやすい
  • 固まる砂:雑草を抑えやすく、掃除もしやすいが、将来のやり直しは少し大変
  • モルタル:強度が高く、レンガが動きにくいが、デザイン変更がしにくい

どれが正解というより、庭の使い方や将来の変更のしやすさも含めて選んでいくイメージです。

防草シートとの組み合わせ方

防草シートは、レンガ敷きの下に広く敷くことで、雑草の突き抜けをかなり抑えてくれます。ただし、シートの重ね幅が狭かったり、端部の処理が甘いと、隙間から雑草が出てきてしまうので注意が必要です。

防草シートを使うときは、厚みと素材選び、そして端部・継ぎ目の処理がとても重要です。製品ごとの耐用年数もあくまで目安なので、正確な情報は各メーカーの公式サイトで確認し、必要に応じて専門家に相談してください。

防草シートの具体的な選び方や敷き方をもっと知りたいときは、防草シートの活用方法をまとめたスギナ駆除と防草シート活用の解説も参考になると思います。

庭のレンガデメリット総まとめ

ここまで、庭レンガのデメリットと対策をひと通り見てきました。改めて整理すると、庭レンガのデメリットは、雑草や苔の発生、沈下やひび割れ、施工コストや手間、そして耐久性やメンテナンス性の不安といった点に集約されます。

ただ、しっかりした下地づくりと、防草シートや目地材の工夫、使う場所に合ったレンガ選びを意識すれば、これらのデメリットはかなり小さくすることができます。逆に言えば、そこまで手をかけるイメージが湧かなければ、砂利や人工芝、タイルやコンクリートなど、別の素材を選ぶのも立派な選択肢です。

大事なのは、「見た目が好きかどうか」と同じくらい、「自分たちの暮らし方に合っているかどうか」を基準にすることだと僕は考えています。庭レンガのデメリットを理解したうえで、それでもレンガの雰囲気が好きなら、小さな花壇や一部のアプローチなど、ポイント使いから始めてみるのも良いと思います。

庭づくりに絶対の正解はありません。費用や耐久性の数字はあくまで一般的な目安にとどめ、正確な情報は公式サイトやカタログで確認しつつ、最終的な判断は専門家に相談しながら、あなたの庭にとっていちばん心地よい形を探してみてくださいね。