こんにちは。観葉植物のある暮らし、運営者のユウスケです。

ホーマック(現DCM)の物置は、比較的リーズナブルでありながら、イナバやタクボなど有名メーカー品も幅広く扱っており、工事込みで検討しやすいのが大きな魅力です。

しかし、いざ買おうと思うと「実際の設置費用はいくら?」「古い物置の処分費や方法は?」「転倒防止工事は本当に必要?」など、購入前に解消しておきたい疑問や不安も多いですよね。今回は、造園技能士として多くの庭づくりに関わってきた僕の視点から、後悔しない物置の選び方と手放し方について、リアルな情報とプロの知見をお伝えしていきます。

失敗しない物置の選び方と手放し方について、お庭のプロが教える心地よい空間のつくり方
  • 長年愛されるホーマックブランド(現DCM)の物置の品質と魅力がわかる
  • 用途に合わせたおすすめサイズと、工事費を含めた予算の立て方がわかる
  • 古い物置の解体手順や撤去費用、自治体ルールの落とし穴がわかる
  • お得な展示処分セールの裏側と、失敗しないチェックポイントがわかる

造園技能士が語るホーマック物置選び

※現在、ホーマックはDCMグループへ統合されています。
本記事では、検索ユーザーの方々に馴染み深く、長年愛されてきた旧名称「ホーマック」も併記して解説を進めていきますね。

外構リフォームや庭づくりにおいて、物置は「ただ荷物を詰め込む箱」ではありません。庭全体の景観や生活動線を大きく左右する、非常に重要なエクステリア要素です。ここでは、失敗しない選び方について深く掘り下げてお話ししていきます。

さらに深掘りしたい人向け:
これからマイホームを建てる方や、現在外構の打ち合わせ中の方は、物置選びを含めた庭づくりの全体像を先に把握しておくことが大切です。ハウスメーカー任せにして損をしないためのコツをまとめましたので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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DCM統合後も変わらない品質と信頼

用途で選べる3つの製品ラインナップ

北海道や東北地方にお住まいの方にとって、「ホーマック」は過酷な雪国の気候を知り尽くしたホームセンターとして絶大な信頼がありますよね。DCMブランドとなった現在も、グループ全体の規模を活かした商品開発により、品質とコストパフォーマンスはさらに進化しています。

例えば、店頭やオンラインで見かける物置は、大きく分けて3つのラインナップが用意されています。1つ目は、徹底的に無駄を省きコストを抑えたDCMオリジナル製品。2つ目は、イナバ物置、ヨドコウ、タクボといった国内トップクラスの専業メーカーによるナショナルブランド品。豪雪地帯でも耐えられる頑丈な多雪型など、本格的なスペックが魅力です。そして3つ目が、メーカーの高い技術力と、顧客の生の声(VOC)を掛け合わせて作られたDCMセレクト物置です。

お手頃な独自製品、頑丈な有名メーカー品、雨どいなどが最初からついているプロのおすすめ共同開発品という3つの種類の比較

プロも唸る「DCMセレクト」の実力

特にタクボ(田窪工業所)と共同開発した製品は、造園のプロから見ても非常に優秀でおすすめです。通常なら追加料金がかかるオプション扱いになることが多い「アルミフック」や、隣家への雨水トラブルを未然に防ぐ「軒樋・竪樋(雨どい)」が最初から標準装備されているモデルがあり、庭でのリアルな生活の悩みをよくわかっているなと感心させられます。

庭の引き算に役立つサイズの選び方

現場で見た「大きすぎる物置」の失敗談

物置を選ぶとき、「大は小を兼ねる」と考えて設置できるギリギリのスペースにいっぱいの大きなサイズを選びがちですが、これは庭づくりにおいて本当によくある失敗です。

大きすぎる物置が植物への日当たりを奪って圧迫感を生む様子と、収納力を絞って家族がくつろぐ空間を残したお庭の比較イラスト

実際、僕が現場で見てきたケースとして、「とりあえず大きめを」と1.5坪クラスの大型物置を設置した結果、庭の圧迫感が強くなりすぎてしまい、後から日当たりが悪くなったお気に入りの植栽を撤去せざるを得なくなったお客様がいらっしゃいました。収納力は上がっても、家族がくつろぐ空間が奪われてしまっては本末転倒ですよね。

用途別・おすすめサイズの目安

そこで僕が強くおすすめしているのが、「引き算」の思考でサイズを決めることです。まずは収納したいものをリストアップし、本当に屋外で保管すべきものだけに絞り込んでみてください。

用途の目安おすすめサイズ
園芸用品、ちょっとした工具、肥料のみ小型(0.4坪前後)
+車のタイヤ、季節の家電、ポリタンク中型(1.0坪前後)
+自転車、除雪機、アウトドア用品大型(1.5坪以上)
園芸用品などをしまう小型、タイヤや季節家電をしまう中型、自転車やアウトドア用品をしまう大型など、しまう物を極限まで絞り込むサイズの目安

物置を設置するスペースを作るために、長年放置していた庭木の伐採や抜根が必要になることもありますよね。実際、物置設置前の庭整理で一番多い事故が、「脚立からの転落」と「切った木の予想外の倒木」です。特に古木は内部が空洞化していることもあり、見た目以上に危険です。関東・東海・関西・中国・九州エリアにお住まいなら、最短30分で即日出張してくれる専門業者に任せるのが圧倒的に安全です。まずは出張費・お見積り・キャンセル料すべて無料の窓口で、ご自宅の木の伐採相場を知ることから始めてみませんか?

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設置に必要な工事費の透明な仕組み

標準組立費とブロック無料サービスの魅力

物置の購入を検討する際に一番のネックになるのが、「結局全部でいくらかかるの?」という不安です。DCMの場合、この標準組立費の仕組みが非常にクリアで、設置する面積(坪数)に応じて段階的に料金が設定されています。

設置面積の目安標準組立費(税込)必要ブロック数
約0.43坪 (小型)18,700円6個
約0.98坪 (中型)27,500円9個
約1.52坪 (大型)35,200円16個
明瞭で安心な物置の組み立て費用と、小型、中型、大型それぞれのサイズで無料になる基礎土台ブロック数の目安

さらにDCMでは、物置の基礎となるコンクリートブロックが規定数まで無料で提供されるサービスを行っています。重いブロックを自分で買う手間が省けるのは大きなメリットです。

ホームセンターで物置本体を買って設置するのも良いですが、「基礎工事のついでに古くなったフェンスも直したい」「カーポートの屋根も気になる」という場合は、外構リフォーム専門業者に直接まとめて依頼した方がトータルコストが安く収まることも多いです。自力でバラバラに業者を探すと悪徳業者に引っかかるリスクもあります。まずは出張費・見積もり0円の無料相談で、外構全体の適正な相場を知ることから始めてみましょう。WEB申し込みなら最短5分で折り返しの連絡が来るのでスムーズですよ。

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転倒防止工事で叶える安全な庭作り

屋外に置く物置にとって、最も警戒すべきなのが強風による転倒・飛散事故です。気象庁の基準によると、風速が20m/sを超えると固定されていないプレハブ小屋などが移動・転倒する危険性が急激に高まります(出典:気象庁『風の強さと吹き方』)

だからこそ、地面と物置をしっかりと固定する「アンカー工事(転倒防止工事)」を必ずセットで検討してください。万が一、強風で物置が倒れてご近所の車や家屋を傷つけてしまったら、取り返しのつかない損害賠償問題に発展してしまいます。安全に関する最終的な判断はご自身だけで行わず、必ず専門家にご相談ください。

風速20メートルを超える強風で物置が移動したり倒れたりするのを防ぐため、地面としっかり繋いで家族とご近所を守る固定工事のイラスト

長期安心の保証制度で将来に備える

物置は過酷な屋外環境に長期間晒され続ける製品です。DCMでは、11,000円(税込)以上の指定商品を購入した際、任意で加入できる「DCM長期安心保証」という制度があります。メーカー保証期間と合算して最長5年間、予期せぬ故障に対する修理をカバーしてくれます。

物置に高価なタイヤや高圧洗浄機などの園芸用品を収納するようになると、夜間の暗いお庭では空き巣やイタズラのターゲットにされるリスクが高まります。とはいえ、本格的なセンサーライトを自力で配線するのは漏電の危険がありハードルが高いですよね。配線工事不要で「置くだけ・挿すだけ」のソーラーライトなら、電気代0円でお庭を劇的におしゃれに演出しつつ、手軽に防犯性を高めることができますよ。

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ホーマック物置の買い替えと処分方法

ここからは、多くの方が直面する最大のハードル、「既存物置の解体や撤去」について具体的なノウハウを解説していきます。

既存の古い物置を解体する手順と労力

古い物置の解体は、想像を絶するほどハードな作業になります。その最大の理由が「ボルトの激しいサビ」です。10年以上放置されたボルトは完全に赤錆で固着しており、全く回らないことが多々あります。最終手段として電動工具で鉄板を切断することになりますが、ケガのリスクが高いため、DIYに不慣れな方の自力解体は絶対におすすめできません。

ボルトのサビによるケガの危険が伴う自力での解体作業と、安全に処分可能な回収業者にお任せする場合の費用の比較

撤去にかかるリアルな費用の相場

プロに依頼する場合の一般的な費用相場を知っておくことで、適切な予算が立てやすくなります。

  • 自力で解体して処分場へ持ち込む場合: 約15,000円〜(粗大ごみ処理費用+トラックレンタル代等)
  • 不用品回収業者に丸投げする場合: 作業費込みで約30,000円〜50,000円程度
  • 購入元に依頼する場合: 新しい物置の工事とセットで見積もり算出(数万円〜の追加費用)

不用品を安全に処分する際の注意点

自治体ルールの落とし穴(YMYL)
さらに注意したいのが、自治体によっては「スチール物置は解体済みであっても粗大ごみとして回収不可(産業廃棄物扱い)」と規定しているケースがあることです。せっかく苦労してバラバラにしたのに引き取ってもらえない…という悲劇を防ぐためにも、自治体によって処分方法や回収条件は異なるため、事前に各自治体へ確認してください。

また、業者に依頼する際も、物置の中に入っていたスプレー缶や薬品が混ざっていると回収を拒否されるトラブルが多発しています。中身の分別は自分たちで計画的に進めておきましょう。

店舗での便利な引き取りサービス

処分費用を抑えたい方に朗報なのが、DCMグループが展開している「同等品の無料引き取りサービス」です。新しい物置を購入した際、不要になった古い物置を店舗に持ち込めば、原則無料で回収してくれます。ただし「自力での解体と店舗への持ち込みが前提」となるため、自分の体力や運搬車両の手配などを総合的に考慮して判断してください。

お得な展示処分セールの賢い活用術

半額の展示品を買う前に確認すべき、追加の解体費、メーカー保証の有無、サビやゆがみの3つのポイント

DCMの大型店舗で半年に一度ほどの頻度で開催される「展示処分セール」は見逃せません。メーカー希望小売価格の50%OFFなどで売り出される大チャンスですが、実は以下のような「見落としがちな裏の事情」があります。

  • 別途解体費が発生する: 店頭で組み上がっているため、一度解体して運ぶための「解体費」が標準組立費に上乗せされます。
  • メーカー保証の有無: 展示品はメーカー保証の対象外となるケースが多いです。店舗独自の保証がつくか確認しましょう。
  • 型落ち品の部品供給: 古いモデルの場合、後から鍵を紛失した際にスペアキーを作れるか(部品供給期間)も重要です。
  • サビや傷の確認: 特に雨水が溜まりやすい屋根周りや、扉のレール部分のサビ・歪みは現物でしっかりチェックしてください。

本体が半額になっても、解体費等の追加費用を含めた「総額」で本当にお得かを見極めることが賢く買い物をするポイントです。

ホーマック物置で引き算の庭を叶える

本当に必要な大きさを引き算で見極め、基礎と安全な固定工事で長く安心できる暮らしを守る、植物の緑が映える理想の空間づくり

物置は決して安い買い物ではありませんが、信頼できる店舗でしっかりとした作りのものを選び、安全な基礎工事を行えば、長くあなたの暮らしを支えてくれます。

さらに深掘りしたい人向け:
お庭やガレージの管理、雑草対策からおしゃれなカスタマイズまで、理想のボタニカルライフを叶えるための情報を以下の記事で網羅しています。物置の設置計画と合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね。
【決定版】理想のボタニカルライフを叶える庭&ガレージ完全ガイド

僕たち造園技能士が庭をつくる時、心掛けているのは「いかに空間に余白を残すか」ということです。本当に必要なサイズを見極めて「引き算」をすることで、植物の緑が映え、気持ちの良い空間が生まれます。今回お伝えした情報を武器にして、あなたと家族のライフスタイルにぴったり合った、理想のガーデンライフを実現してくださいね。応援しています!

お庭の管理でお悩みの方へ
理想の庭・ガレージ作りから、剪定・伐採のトラブル解決まで網羅した保存版ガイドです。