犬の庭にドッグランをDIY!人工芝の敷き方と費用・失敗対策を解説

こんにちは。「観葉植物のある暮らし」を運営している、造園技能士のユウスケです。
愛犬が自宅の庭を自由に走り回れるドッグラン。散歩とは違った楽しみ方ができるので、庭に作ってあげたいと考える方も多いと思います。
ただ、実際に作るとなると、人工芝と天然芝のどちらがいいのか、フェンスはどのくらいの高さが必要なのか、DIYでどこまでできるのかなど、考えることが意外と多いんですよ。
私は造園の仕事でこれまで何度も人工芝を張ってきました。その経験からお伝えしたいのは、ドッグランは人工芝を敷くだけでは完成しないということです。
水はけの悪い下地や固定の甘いフェンスは、完成直後にはきれいに見えても、後から困る原因になります。
この記事では、犬の庭にドッグランをDIYで作る手順から、人工芝の選び方、施工費用、安全対策まで、現場で気をつけていることも交えながら解説します。
- 庭にドッグランをDIYで作る手順と必要な材料
- 人工芝・天然芝・砂利の特徴と選び方
- フェンスや排水など犬の安全を守る施工のポイント
- DIYと専門業者の費用比較と失敗しない依頼方法
犬の庭にドッグランをDIYする方法
庭のドッグラン作りは、最初の計画が大切です。人工芝やフェンスを購入する前に、犬が安全に遊べる場所なのか、雨の日に水がたまらないか、飼い主が管理しやすいかを確認しておきましょう。
ここでは、庭の広さの決め方から床材選び、人工芝の施工、フェンスの設置まで順番に見ていきます。
ドッグランに必要な庭の広さ
自宅のドッグランは、必ずしも広い庭でなければ作れないわけではありません。小型犬が日向ぼっこをしたり、飼い主と軽く遊んだりする場所なら、限られたスペースでも活用できます。
ただし、走ることを目的にする場合は、面積だけでなく庭の形も重要です。
例えば、同じ20㎡でも正方形に近い庭と細長い庭では、犬の走り方が変わります。直線的に走れる距離があると、ボール遊びなどもしやすくなります。

こちらは、私が造園の現場で扱った細長い側庭の施工写真です。ドッグランの完成写真ではありませんが、こうした形状の庭でも、障害物の位置や出入口を工夫することでスペースを活用できる場合があります。
ただし、幅が狭い場所では犬が急に方向転換したり、壁に接触したりしないよう、走り方にも配慮が必要です。
| 庭の広さ | 利用イメージ | 注意点 |
|---|---|---|
| 5〜10㎡ | 小型犬の休憩や軽い遊び | 十分な走行距離は確保しにくい |
| 10〜20㎡ | 小型犬との遊びや短い往復運動 | 障害物や曲がり角に注意 |
| 20〜30㎡ | 犬の体格に応じた運動スペース | フェンスと出入口の安全性が重要 |
| 30㎡以上 | 走る場所と休憩場所を分けやすい | 整地や維持管理の負担が増える |
この面積は法的な基準や犬種別の必要運動量を示したものではなく、庭の使い方を考えるための目安です。犬の年齢、体格、運動能力によって適した広さは異なります。
また、庭が広くても、植木鉢や石、段差が多いと安全に走れる場所は少なくなります。
まずは犬が実際に動ける範囲を測り、障害物を避けた配置を考えることから始めましょう。
人工芝と天然芝はどちらがいい?
ドッグランの地面には、人工芝、天然芝、土、ウッドチップなどが使われます。
私が庭づくりでよく扱うのは人工芝ですが、犬のためなら必ず人工芝が正解というわけではありません。それぞれにメリットと注意点があります。
| 床材 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 人工芝 | 芝刈り不要で泥汚れを抑えやすい | 夏の表面温度、尿の臭い、清掃 |
| 天然芝 | 自然な質感で植物として育てられる | 芝刈り、踏圧による傷み、補修 |
| 土 | 材料費を抑えやすい | 泥汚れ、穴掘り、雨天時のぬかるみ |
| ウッドチップ | 自然な外観で部分補充ができる | 飛散、腐朽、誤飲、ささくれ |
| 砂利 | 排水層などに活用できる | 粒の形状による足への負担、誤飲 |
人工芝は天然芝のような芝刈りや施肥が必要ありません。雨上がりの泥はねを減らしやすく、庭の見た目も一年を通して緑に保てます。
一方で、夏の直射日光を受けた人工芝は非常に熱くなることがあります。製品や設置環境によって温度は異なりますが、犬の肉球を傷めるおそれがあるため注意が必要です。
天然芝は自然な地面の感触を楽しめる反面、犬が同じ場所を走り続けると芝が傷み、土が露出する場合があります。
どちらを選ぶ場合でも、犬の足元だけでなく、飼い主が日常的に管理できるかまで考えておきたいところです。
犬用人工芝の選び方と注意点
人工芝は見た目が似ていても、芝葉の長さ、密度、裏面の構造、排水性能などに違いがあります。
ドッグランで使うなら、見た目の自然さだけで選ばないようにしましょう。
芝丈とクッション性
一般的な庭用人工芝には、芝丈20mm前後から40mm程度までさまざまな製品があります。
芝丈が長いとふんわりした見た目になりやすい一方、犬の毛や落ち葉が絡みやすく、清掃に手間がかかる場合があります。
短い芝は掃除しやすい製品もありますが、芝丈だけでクッション性が決まるわけではありません。
芝葉の密度、素材の柔らかさ、下地の硬さなども関係するため、可能であればサンプルを触って比較したいですね。
排水性能と清掃のしやすさ
犬が使う人工芝では、雨水だけでなく尿を洗い流すことも考える必要があります。
人工芝の裏面に排水穴があっても、その下の地面に水がたまる状態では十分に排水できません。
また、人工芝に尿が残れば臭いの原因になるため、水洗いできる環境や排水先も確認しておきましょう。
耐久性と安全性
犬が繰り返し走る場所では、芝葉の抜けや継ぎ目の浮きにも注意が必要です。
人工芝を購入する際は、耐摩耗性、使用可能な場所、製品保証、ペットへの使用を想定しているかを確認します。
特に芝葉や裏材をかじる癖がある犬では、誤飲の危険も考えなければなりません。
◆ユウスケのワンポイントアドバイス
私はこれまで何度も人工芝を張ってきましたが、人工芝は価格だけで判断しない方がいいと感じています。日本人工芝計画の人工芝は、私個人としては張りやすさや耐久性の面で好印象です。ただし、ドッグランでは製品の良さだけでなく、犬の使い方に合わせた下地づくりが大切ですよ。
人工芝をDIYで敷く手順
人工芝の施工で私が特に気をつけているのは、敷く前の地面の状態です。
きれいな人工芝を購入しても、下地が凸凹していれば仕上がりも凸凹になります。水たまりができたり、歩いたときに沈んだりする原因にもなるんです。
雑草や石を取り除く
まずは施工範囲の雑草を除去し、石や木の根、不要なものを取り除きます。
表面だけ草を刈って人工芝を敷くと、残った根や地下茎から雑草が再生することがあります。
また、犬が走る場所なので、尖った石や突起物が残らないよう丁寧に確認しましょう。
地面を整地して転圧する
次に、地面の高低差を調整し、必要に応じて砕石や適切な下地材を使用します。
転圧とは、地面を押し固めて沈みにくくする作業です。
小さな庭なら手動の転圧道具で対応できる場合もありますが、広い面積では転圧機を使用した方が均一に仕上げやすくなります。
ただし、固めれば固めるほどよいわけではありません。水が地面に浸透しにくくなる場合もあるため、土質や排水経路を考えた施工が必要です。

防草シートを敷く
下地が完成したら、必要に応じて防草シートを敷きます。
防草シートは人工芝の下から雑草が生えるのを抑えるための材料です。ただし、すべての雑草を完全に防げるわけではありません。
こちらは、実際の造園現場で庭全体に防草シートを敷いたときの写真です。

広い部分は比較的敷きやすいのですが、実際の現場では壁際や障害物の周辺など、細かな部分の処理に手間がかかります。
シート同士の継ぎ目や端部に隙間があると、そこから雑草が生えることがあります。
重ね幅や固定方法は製品の施工仕様に従い、隙間を作らないようにします。
ブロック塀や建物の壁際は隙間に注意する
防草シートの施工で特に気をつけたいのが、ブロック塀や建物の壁に接する部分です。
こちらの写真は、ブロック塀の近くに防草シートを敷いた施工事例です。

壁際は地面の凹凸や構造物との取り合いによって、シートの端が浮いたり、隙間ができたりしやすい場所です。
ドッグランに人工芝を敷く場合も、こうした端部の処理が重要になります。雑草対策だけでなく、犬が人工芝の端をめくったり、足を引っかけたりしないようにする必要があるからです。
ただし、建物の壁際では通気や排水、基礎部分の点検を妨げないことも大切です。建物の構造に応じて施工方法を判断しましょう。
庭石などの障害物がある場所は丁寧に加工する
庭に大きな石や植木などが残っている場合、防草シートをきれいに敷くには工夫が必要です。

写真のように庭石の周囲にシートを敷く場合は、石の形に合わせて加工し、端部の隙間をできるだけ減らすことが大切です。
ただし、犬が走るドッグランでは、庭石そのものが障害物になることもあります。
特に勢いよく走る犬の場合、石の角や突起に接触するとけがにつながる可能性があります。
ドッグランを作るなら、シートをきれいに敷くことだけでなく、犬が安全に走れるように障害物を整理することも考えましょう。
なお、犬の尿や雨水が流れる場所では、防草シートの透水性も確認しておきましょう。
人工芝を敷いて固定する
人工芝は芝葉の向きをそろえて仮置きし、庭の形に合わせて裏面からカットします。
継ぎ目は隙間や重なりができないように調整し、製品に合った接合材で固定してください。
土の庭ではU字ピンなどを使用する場合がありますが、犬がピンを引き抜いたり、露出した金具でけがをしたりしないよう注意が必要です。
コンクリートの上では固定方法が異なるため、接着剤や固定部材の適合性を確認します。
人工芝施工で特に気をつけたいこと
地中には給水管、排水管、電線などが埋設されている場合があります。固定ピンや杭を打つ前に、埋設物の位置を確認してください。
また、人工芝の端が浮いていると犬が足を引っかけたり、かじったりする原因になります。施工後は端部と継ぎ目を手で確認しましょう。
フェンスと扉の安全な作り方
ドッグランを作るとき、人工芝と同じくらい大切なのがフェンスです。
犬が庭から道路へ飛び出さないようにするため、十分な高さと強度を確保する必要があります。
ただし、犬種だけで適切なフェンスの高さを決めることはできません。ジャンプ力、体格、よじ登る癖、近くに踏み台になるものがあるかなども関係します。
例えば、フェンスの近くにベンチや植木鉢があれば、それを足場にして飛び越える可能性があります。
小型犬でも柵の隙間を通り抜けることがあるため、格子の間隔や地面との隙間にも注意しましょう。
また、穴を掘る犬の場合は、フェンスの下から脱走する可能性もあります。地面との取り合い部分も確認しておきたいところです。
フェンスの支柱を固定する
フェンスは本体だけでなく、支柱の固定方法が重要です。
土に細い支柱を差し込むだけの簡易フェンスでは、犬が体当たりした際に倒れる可能性があります。
恒久的なドッグランでは、製品の仕様に合った基礎を設け、風圧や犬の動きに耐えられる構造を考えます。
特に大型犬や力の強い犬が使う場所では、フェンスの基礎工事を専門業者へ任せることも検討してください。
扉には確実な施錠を設ける
出入口の扉は、犬が押しただけで開かない構造にする必要があります。
掛け金やラッチが確実に閉まることを確認し、犬が触れて解除できない位置に設置しましょう。
人が出入りするときの飛び出しを防ぐため、可能なら二重扉や待機スペースを設ける方法もあります。
完成後は犬を入れる前に、フェンス全周と扉の開閉を確認してください。
日陰と水飲み場も忘れずに
ドッグランは走るための場所ですが、休憩できる環境も必要です。
特に夏は、人工芝の表面が高温になりやすく、犬が熱中症になる危険もあります。
日陰を確保し、新鮮な飲み水を用意してください。
人工芝の上に日よけを設ける場合は、時間帯によって影の位置が変わることも考えて配置します。
また、散水によって一時的に表面温度が下がっても、すぐに再び熱くなる場合があります。散水だけで安全と判断せず、犬を遊ばせる前に地面の温度を確認しましょう。
犬が自分で日陰へ移動できること、飼い主が常に様子を見られることも大切です。
犬の庭のドッグランDIYと施工費用
ここからは、ドッグラン作りにかかる費用や、DIYと専門業者の違いについて解説します。
材料費を抑えることも大切ですが、施工後にやり直しが必要になると、結果的に高くつくことがあります。特に人工芝の下地やフェンスの基礎は、完成してから直すのが大変な部分です。
DIYでかかる費用の目安
ドッグランのDIY費用は、庭の広さ、地面の状態、使用する人工芝やフェンスによって大きく変わります。
例えば、20㎡程度の庭に人工芝を敷き、簡易的な囲いを設置する場合を考えてみましょう。
| 項目 | 材料費の仮予算 |
|---|---|
| 人工芝 | 30,000〜70,000円 |
| 防草シート | 5,000〜15,000円 |
| 下地材・整地用品 | 10,000〜30,000円 |
| フェンス・支柱 | 30,000〜100,000円 |
| 扉・固定金具 | 5,000〜20,000円 |
| 合計 | 80,000〜235,000円 |
この金額は20㎡の庭を想定した材料購入用の概算予算で、実際の見積もり価格や市場平均を示すものではありません。
工具の購入費、廃材処分費、地中埋設物への対応、排水設備、コンクリート基礎工事などは含めていません。
既存のフェンスを利用できる庭なら費用を抑えやすい一方、地面に大きな高低差がある場合や排水工事が必要な場合は、予算が増えることがあります。
人工芝を購入するときは、庭の面積と同じ数量だけでなく、カットによる端材や継ぎ目の配置も考えて必要量を計算しましょう。
業者施工とDIYの違い
DIYの魅力は、自分のペースで庭を作れることと、施工費を抑えられる可能性があることです。
一方で、人工芝の下地づくりやフェンスの設置には、思った以上に手間がかかります。
| 比較項目 | DIY | 専門業者 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 施工費を抑えやすい | 人件費や工事費が必要 |
| 作業時間 | 休日などを利用する | 工事計画に沿って進める |
| 下地づくり | 道具や施工知識が必要 | 現場に応じた施工を相談できる |
| 仕上がり | 技術や経験によって差が出る | 施工品質は業者によって異なる |
| 保証 | 基本的に材料の製品保証が中心 | 施工保証が付く場合がある |
私が人工芝の施工で感じるのは、芝を広げて固定する作業よりも、下地をきれいに仕上げる工程の方が大変な場合が多いということです。
特に水はけが悪い庭では、表面を平らにするだけでは問題が解決しません。
雨水がどこへ流れるのか、周囲の土地より低くなっていないかなどを確認する必要があります。
DIYで対応しやすい作業と、専門業者に任せた方がよい作業を分けるのも、失敗を減らす方法です。
人工芝の施工費用を比較してみたい方へ
DIYで人工芝を敷く予定でも、下地づくりや排水工事が必要になると、思った以上に費用や手間がかかることがあります。
材料を購入する前に、専門業者へ施工費用を確認しておくと、DIYと業者施工のどちらが自分の庭に合っているか判断しやすくなります。
日本人工芝計画の評判と特徴
人工芝の施工を専門業者に相談するなら、日本人工芝計画も候補の一つです。
日本人工芝計画は人工芝の施工を扱う会社で、ドッグラン向けの人工芝庭づくりも案内しています。
私はこれまで人工芝を何度も施工してきましたが、日本人工芝計画の人工芝については、個人的に張りやすさや耐久性の面でおすすめできると感じています。
ただし、人工芝の使いやすさと、実際に依頼する工事全体の満足度は別の話です。施工範囲や担当者、庭の条件によって評価は変わります。
良い口コミで挙がる内容
日本人工芝計画に関する提供された利用者レビューには、仕上がりの美しさや芝の品質、施工後の手入れのしやすさを評価する声がありました。
例えば、約30㎡の庭に防草シートを含めて約25万円で施工したというレビューでは、自然な仕上がりや雑草管理が楽になった点が評価されています。
また、約28万円で高耐久タイプの人工芝を施工したというレビューでは、芝の品質や保証期間が安心材料になったとのことです。
ただし、これらは個別の利用者による申告内容であり、実際の契約書や施工条件を確認したものではありません。同じ面積でも下地工事や使用製品によって費用は変わります。
気になる口コミと注意点
一方で、担当者からの返信が遅かった、工事日程が決まるまで時間がかかったという声もありました。
施工の仕上がりに満足していても、連絡のタイミングや日程調整に不安を感じた利用者がいるようです。
そのため、見積もりを依頼するときは金額だけでなく、施工開始までの期間や連絡方法も確認しておくとよいでしょう。
口コミを見るときのポイント
良い口コミも悪い口コミも、一人ひとりの施工条件によって評価が変わります。金額だけを比較するのではなく、施工面積、人工芝の種類、下地工事、保証内容まで確認することが大切です。
見積もり前に確認したいこと
人工芝の施工を依頼するときは、完成後の見た目だけでなく、工事内容を具体的に確認しておきましょう。
特にドッグランでは、通常の庭用人工芝とは異なる使い方をするため、犬の体格や頭数、尿の清掃方法、走る頻度などを伝えておくことが大切です。
見積もりでは、次のような内容を確認すると比較しやすくなります。
- 人工芝のメーカー・品番・芝丈
- 既存の雑草や土の撤去費用
- 下地材と転圧作業の内容
- 防草シートの有無と種類
- 排水対策と雨水の流れる場所
- 継ぎ目や端部の固定方法
- 施工予定日と工事期間
- 製品保証と施工保証の対象範囲
保証についても、単に「10年保証」と書かれているだけでは、何が保証されるのか判断できません。
芝葉の劣化、継ぎ目の剥がれ、施工不良など、対象となる内容を契約前に確認することが重要です。
また、犬が人工芝をかじった場合や、通常とは異なる使い方による損傷は保証対象外になる可能性もあります。
人工芝の施工見積もりを比較するときは、総額だけでなく工事の内訳まで見ておきたいですね。
人工芝ドッグランで後悔する原因
人工芝のドッグランは、完成した直後が最もきれいに見えます。
しかし、実際に犬が使い始めると、思っていなかった問題が出ることがあります。
雨の後に水がたまる
人工芝に排水穴があっても、下地に水がたまれば表面が乾きにくくなります。
特に周囲より低い庭や、粘土質で水が浸透しにくい土地では注意が必要です。
人工芝を敷く前に、雨の翌日の庭を確認しておくと、排水上の問題を発見しやすくなります。
尿の臭いが残る
犬が同じ場所で排尿を繰り返すと、人工芝や下地に臭いが残る場合があります。
水洗いだけでは改善しないこともあるため、排水環境を確保し、ペット用として使用可能な洗浄用品を適切に使うことが大切です。
犬が使用する場所では、洗剤の成分やすすぎ残しにも注意しましょう。
夏に人工芝が熱くなる
人工芝は天然芝とは異なり、日差しによって表面が高温になる場合があります。
人が靴を履いて歩ける状態でも、裸足の犬には熱すぎることがあるんです。
暑い時間帯は使用を避け、日陰や休憩場所を確保してください。
継ぎ目や端が浮いてくる
犬が走る場所では、同じ部分に繰り返し力がかかります。
固定が不十分な人工芝は、継ぎ目が開いたり、端がめくれたりすることがあります。
犬の爪が引っかかる危険もあるため、施工後は定期的に点検しましょう。
◆ユウスケのワンポイントアドバイス
人工芝は敷いて終わりではありません。私は施工するとき、下地の状態と水の流れを特に気にしています。表面がきれいでも、水が抜けない庭では後から困ることがあります。犬が毎日使う場所だからこそ、見えなくなる部分に手間をかけたいですね。
人工芝を長持ちさせる管理方法
人工芝は天然芝のように芝刈りをする必要がありませんが、管理が完全に不要になるわけではありません。
犬が使用するドッグランでは、通常の庭よりも清掃の頻度が増える場合があります。
落ち葉や砂、抜け毛などは、ほうきや適切な清掃道具で取り除きます。
排泄物は早めに回収し、必要に応じて水洗いしてください。洗浄後に水が残り続ける場合は、下地の排水状態も確認しましょう。
また、犬がよく走る部分は芝葉が倒れやすくなることがあります。製品の説明に従ってブラッシングすると、見た目を保ちやすくなります。
人工芝の寿命は、素材、紫外線、使用頻度、施工方法などによって変わります。
一般的な耐用年数だけで交換時期を決めるのではなく、芝葉の摩耗、裏材の劣化、固定状態などを確認してください。
DIYと業者施工の組み合わせ方
庭のドッグランは、すべてを自分で作るか、すべてを業者に任せるかの二択ではありません。
例えば、不要な植木鉢の移動や庭の片付けなどは自分で行い、下地工事やフェンスの基礎は専門業者に任せる方法もあります。
既存の地面が平らで排水状態もよく、フェンスも安全に設置されているなら、人工芝の敷設だけDIYする選択肢もあるでしょう。
反対に、次のような庭では専門的な施工が必要になる場合があります。
- 雨が降ると長時間水たまりが残る
- 地面に大きな高低差がある
- 擁壁やブロック塀に不具合がある
- 大型犬用の頑丈なフェンスが必要
- 排水管や電気配線の近くで掘削する
こうした場所を無理にDIYすると、施工後の補修費用が大きくなる可能性があります。
人工芝を敷く範囲だけでも専門業者に相談して費用を比較すると、DIYで対応する部分を判断しやすくなります。
庭のドッグランDIYのよくある質問
Q1. 庭のドッグランは初心者でもDIYできますか?
小規模な人工芝の敷設や庭の片付けなどは、初心者でも取り組める場合があります。ただし、排水工事やフェンスの基礎工事は難易度が高くなります。犬の脱走やけがにつながる部分は、無理にDIYしないことが大切です。
Q2. 犬のドッグランには人工芝と天然芝のどちらがおすすめですか?
芝刈りの手間を減らしたい場合は人工芝が候補になります。一方、自然な植物の質感を重視するなら天然芝も選択肢です。人工芝は夏の熱さや尿の臭い、天然芝は踏み荒らしや芝刈りなど、それぞれの注意点を比較して選びましょう。
Q3. 人工芝の下に防草シートは必要ですか?
土の庭では、雑草対策として防草シートを使用することが一般的です。ただし、人工芝や下地の仕様によって施工方法は異なります。排水性能を妨げないことも重要なので、使用する材料に合った方法で施工してください。
Q4. ドッグランのフェンスは何cm必要ですか?
必要な高さは犬の体格やジャンプ力、よじ登る癖などによって異なります。高さだけでなく、柵の隙間、地面との隙間、支柱の強度、扉の施錠方法まで確認する必要があります。犬種だけで一律に決めないようにしましょう。
Q5. 人工芝のドッグランは掃除が必要ですか?
はい。排泄物の回収、抜け毛や落ち葉の除去、必要に応じた水洗いなどが必要です。人工芝は芝刈り不要ですが、衛生管理まで不要になるわけではありません。特に尿の臭いや排水状態には注意してください。
犬の庭にドッグランをDIYするまとめ
犬の庭にドッグランをDIYで作るなら、人工芝の種類や見た目だけでなく、地面の状態、排水、フェンスの安全性まで考えることが大切です。
特に人工芝は、施工後に下地が見えなくなるため、最初の準備が仕上がりを大きく左右します。
- 庭の広さは犬の体格と遊び方に合わせて決める
- 人工芝は排水性・耐久性・清掃のしやすさで選ぶ
- 整地と転圧を丁寧に行い水たまりを防ぐ
- フェンスは高さだけでなく強度や隙間も確認する
- 夏の熱さや排泄物の清掃にも配慮する
- 難しい下地工事や基礎工事は業者への依頼も検討する
私自身、造園の現場で人工芝を扱ってきましたが、長く使いやすい庭にするには、完成した瞬間のきれいさよりも、その後の使い勝手を考えることが重要だと感じています。
DIYでできる部分は楽しみながら作り、難しい部分は専門業者に任せる。それも立派な庭づくりの方法です。
人工芝の品質や施工方法を比較したい場合は、【日本人工芝計画】のような人工芝施工専門会社への見積もり相談も選択肢になります。
愛犬が安全に遊べて、飼い主も無理なく管理できる庭を目指して、少しずつ計画してみてくださいね。























